2015年9月29日火曜日

ふーちば半年ぶりに書きます

こんにちは。農業、子供、お年寄り担当 前盛よもぎです。

最近は、毎朝空気の冷たさと冬の香りにびっくりしながら、厚着をして朝の畑作業に出かけています。
沖縄出身の私にとってはもうすっかり冬の気配!

先日 南部地域のどぶろく祭りが終わりました。
初めてのどぶろく祭りは、とてもとても楽しかった!神事も獅子も民謡も会場も、石垣島とは全然違う!
祭りの意味合いや、村民の役割、衣装、三味線の音色、笛の吹き方、獅子の顔・体、舞い方、色々な違いに驚き楽しみながらも、

文化や芸能は違えど、どこの地域も 住民はお祭りが本当に大好きで、
子供も若者もお年寄りもみんなが1年間ずっと楽しみにきたこの日を、
心を込めて準備して大切に迎えるものなんだなあということを実感しました。 

神社での神事。笛を吹いて神様をお迎えしています。






















獅子舞(左 獅子とり・右 獅子)






















私の原点は島の祭りだといつも思うけれど、
大勢で祈り歌い踊り飲み捧ぐ「祭り」という文化は、
世界中で、ずっと昔から人の手で作られてきた、
人の心を強く繋ぐ本当にすごい手段だなあと改めて思う。

私たち協力隊も、準備のどぶろく詰めから、当日着物を来てお酌をさせていただいたり、
民謡を踊らせて頂いたり、獅子について集落の家々にお邪魔したりと、
お祭りにたくさん参加させていただいています。ありがたいことです。

祭りに向けてのどぶろく詰めの様子


お酌のお手伝いをさせてもらいました(左 福田隊員・右 前盛隊員)
お祭り2年目の柴原隊員

























































「世界遺産 白川郷」というのは、合掌集落への価値だけではなく、
長年の人の暮らしが生んだ村全体の歴史の深さにつけられた価値なのだなと、また強く感じたお祭りでした。
これから川下の地域のお祭りもやってくるので、10月いっぱいは村中がそわそわしているのだろうな(^^)


さて、今日書きたかったのはここから。

4月に協力隊になってから、半年が経ちます。
自分の業務や暮らしが白川に根付いてきてから発信することを始めていきたいな〜
なんて思っていたら、村での生活はめちゃくちゃ早くてあっという間に半年が経っていました。

先日、協力隊の先輩方に
「色々よもぎがやっていることを書いて発信していきなよ」と言われ
やっと書き始めようかなという気になりました。

村に来て初めての大きな業務「CINEMA CARAVAN in 白川郷」や
子供たちとの夏休みタブレット教室も終わり、

最近の私の生活は、朝5時頃畑へ行き、秋植え野菜やイチゴの植え付けに向けての作業をして、
8時ごろお家に帰りお風呂に入って朝ごはんを食べて
また午前中は畑で開拓作業、元気があれば午後も畑作業、雨が降ったら役場や廃校舎で通常業務。

奥・開拓前。手前・ 開拓後。
ちょっと畑らしくなったよ。
















すいか豊作でした。
割って置いとくと、夜の間にタヌキが綺麗に食べていきます。



















アオガエル・トンボ・ミミズ・カブトムシの幼虫など、
畑は生き物がたくさん





















仕事が終わると、どぶろく祭りに向けての協力隊の出し物のダンス練習。
ダンス練習が終わると、村のおじちゃんおばちゃんたちからの「ご飯食べにこんかー」という電話に甘え
夕ご飯を食べさせていただいて、民謡の踊り練習へ向かう。

そのあとも「民謡終わったかー野菜あげるでとりにこいよー」とかなんとかの
電話で誰かのお宅へ行き、話し込むうちに気付いたら夜中2時過ぎてる!みたいなこともしばしば。
家まで遠いときは、もうそのまま一緒にビール飲んでお泊まりする日も増えました(笑)

いつもお世話になっているきよさん。




















まだ村に入ってきたばかりの若造が、村の大先輩たちと毎日こんなに楽しく
温かい時間を過ごさせてもらえるなんてなんて幸せなんだろうなと、たまにふと思います。

石垣島に暮らしていたときにずっと思っていた、
長らく人の世話をして生きて来たおじいおばあたちが、
歳をとって自分がお世話をされる側になったときに、時代の変化やいろいろな事情で
温かい老後を送れず一人で寂しそうにしているなんて、悲しすぎるなあという思い。

島にいるときは自分自身が時間がなくて、地域のじいちゃんばあちゃんたちと
思うように一緒にいる時間を過ごせず、自分一人の行動でこの人が幸せを感じる時間は
すごく変わるのに、それさえできないのが申し訳ないなという思いがずっとありました。


地域おこし協力隊の働き方、というのは地域ごとに様々で、
白川村の7人の協力隊の中でも、1人1人目指している働き方には少なからず違いがあると思いますが、

私が白川村で協力隊として働く軸は、多分 去年ここに来ることを決意したときの
「いまの年齢でしかできない人との関わり方がある。今しか人に与えられない影響や幸せがある。
そして逆に、今しか感じられない人からの影響がある。」という強い直感だと思っています。

「家で1人で寂しいで今日も遊びに来いよ〜」と電話してきてくれる独居のおばあちゃん、おじいちゃん
「グランドゴルフ終わったで飯食いに行くぞ〜話し相手なってくりょよ」と誘いに来てくれるおじちゃんたち
「今度の週末は中華食べに連れてくぞー」と1週間前からお出かけの洋服選びをしているご夫婦。


私が3年間白川にいて一緒に時間を過ごしたことで幸せを感じてくれる人というのは、
きっと本当にわずか少しの人です。
今はただ私一人がお喋り相手の友達をさせてもらっているだけだけど、
こういった小さな幸せの時間を感じられる人がもっと多くなるように、ずっと続いていく形にして
残していったり、高齢者にとっての地域環境を整えることも、私のやるべきことの一つなのかなとも思ったり。
寂しい思いをしているお年寄りの方々の生きがいを作ること、毎日が楽しくなるような場所や機会を
提供することは、今どの地域でも必要とされていることなんじゃないかなあ。

村の敬老会にて微笑むしんぞうじーちゃん(右)




















お年寄りが元気な地域、それから子供達が元気な地域は、明るい地域だなと思います。
そしてその元気な子供たちが、将来地元にたくさん帰ってくるようになったら本当に幸せな村だと思います。

子供の時に、生まれ育った地域で本気になって取り組んだ楽しい幸せな思い出があることや、
大好きな場所や大好きな大人や友達がたくさんできたこと、地域を誇れることが、
大人になって将来の選択をするタイミングになって「自分の子供にも、あのときのような経験をさせたい」
「村に帰って恩返しをしたい」という選択肢が増える大きなきっかけになると、
私自身や周りの島の友達の生き方を省みてみて、強く感じます。


いまスモールスタートで始めていっている、
村の子供達と白川村に伝わる歴史の物語を題材に取り組んでいる「かやっこ劇団」の活動や、
毎日お年寄りと過ごしている時間、
小さいながら始めて行っている荒廃農地の再生・活用が、

これから2年半の期間の間に
高校のない白川村の子供達にとっての本当の意味での居場所作り、Uターン者の増加、
高齢者の幸せな環境づくり、後継者不足や客足の減少が心配になってきている農業や温泉を
未来に繋げるための、第一歩になればと思っています。


毎晩日記を書きながら、毎日の選択を振り返り、
生きていて幸せを感じるのは、大事な人や大好きな場所や忘れたくない瞬間が
増えることかなと感じます。

島にいたとき、東京での1年間、白川で過ごす今、
価値観やモノの見方は変わりゆくものなんだなと実感しながら

活動を見守り期待や助言をしてくださる村の方々、協力隊メンバー、
その他関わってくださる多くの方に感謝し、
今の自分がこの村の将来の幸せに関われる1番の方法を模索しながら
汗を流して働いていきたいと思っています。

残り半年の今年度、きっと初めてのことがたくさん押し寄せることと思いますが
来年から動きやすく活動していくための準備を、今しっかりやらなきゃな!

小学生ぶりに育てたひまわり!




















初めは少し気負って始まった地域おこし協力隊生活でしたが、最近は、
「いま私が故郷の石垣島に帰って働くことになったとしたら、どういう生活・仕事をしたいか」
というUターン者の視点で、今は岐阜県白川村に暮らす1人の20歳女性として、
村での生活がもっともっと魅力ある素敵なものになるように色々試しながら、この暮らしを謳歌して、
好きになったこの土地と人の幸せな未来に繋がることを考えて残して
生きていきたいなと思いながら、毎日暮らしています。


気づくと村での習い事も、民謡クラブ・フラダンス・押し花教室と毎日のように入っていて、
先輩協力隊じゅんさんの「村ではいつの間にかアフター5の空く日がなくなってくる」という言葉を思い出しました(笑)


毎日畑から眺める風景























黄金色だった村の風景も、稲刈りとともに衣替えしていっています























これから、紅葉があり、雪が降り、どんどん景色が変わってゆく様子を見れるのが楽しみです。
随分長くなりましたが、これからもまた活動の様子をちょくちょく書いていこうと思います。

みなさん、いつでも白川にあそびに来てくりょよ〜(^^)






















よもぎ

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